即日設計1日目 コミュニケーションするファサード
こんにちは、白鳥です。
上海での生活も慣れてきました。朝、2元の肉まんを買って食べると今日も一日頑張ろうという気分になります。
今日は即日設計課題の初日でした。
朝から夕方まで与えられた課題に対して必死でプレゼンテーションをつくり、その後スタッフの方々により講評が行われます。
本日の課題は「コミュニケーションするファサード」です。
上海市内にある立面を設定して、その面を空間装置として捉える事のできるアイデアを考え、デザインするという課題です。
今年のサマプロのテーマは「上海空間装置」で、最終課題の前に3つのミニ課題を3日間にわたりこなします。
前もって課題内容は伝えられていた分、つまらない提案はできないという緊張感がありました。
コミュニケーションするファサードとは何か、という問いに対して明確な答えをだせなかったというのがそれぞれの案に対して言える事でした。
敷地選びや想定するファサードの大きさや計画の規模でその人の興味の方向性を知ることができ勉強になりました。
・白鳥
低所得労働者のための地元密着型商業のあり方を考える
露店が立体的なファサードをつくり、群を形成することでの影響を考える
・倪
外滩と浦東の向井側にある北外滩に価値をもたせる
ガラスのファサードをつくり統一感を与えることによって外滩と浦東に並び商業的価値を生み出す。
・小泉
バスケットコートを囲うフェンスを変形させることでのファサードの提案。
ファサードの緑化、フェンスの一部をベンチにする。
・清
カルチャーセンターの活動が外にあらわれてくるようなファサードをつくる。
大階段とヴォイド空間、様々な活動があらわれる大開口の2案。
・佐藤
外滩の大通りと水辺を区切る壁を、それらをつなぐようなファサードにかえる。
まちと水辺をつなぐ階段状の護岸が生むアフォーダンスを考える。
・鶴見
高架下の空間に虹色のプロムナードをつくる。
上と下の二極化を防ぐインタラクティブメディアの提案。
・村上
昼と夜とで使われ方が異なる広場に対して使われ方が変化するファサードの提案
グリッド状のジャングルジムのようなファサードが多様なアクティビティをうむ
明日は即日設計2日目、「商業施設を組み替えよ」です。
今日よりも良い設計ができるよう頑張ります