上海について

腹痛3日目の佐藤です。5月に一度中国に行った際は大丈夫だったんですが、今回は大腸アタックがハンパじゃないです。こっちに来てからの初ブログということで、まず上海の印象をかきたいです

上海の道
上海は道の体験が豊かであると思います。車、自転車、電気三輪車、電気バイク、人が道をたくさん行き交っていて、常に活気があり夜になると屋台がでてきて人がいてやたらにぎやかです。

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この写真は僕がユースホステルからKMSまで毎日使うQuxi Roadという道です。大きな幹線道路から一本入ったいわゆるローカルで庶民的なストリートで、日本でいう商店街の活気あるバージョンといってもいいのでしょうか。
上海では歩道が広く樹冠の大きな街路樹で夏の日射から守られているため、街路が快適です。道で何か作っていたり、おじさんが簡易ベッドで昼寝をしていたり若者が店先でご飯を食べていたりします。それらストリートで見れる小さなことの一つ一つが、日本とは人のふるまいが違うためとても面白いです。バイクの大群が赤信号余裕で無視したり、果物屋の店員が道で仕入れ業者に大声でキレていたり、すれ違う屋台からすごいおいしそうな匂いがしたり、臭かったり。道にモノと人があふれ、出て行き、よく観察すると道には毎日変化があります。郊外の郊外出身の僕としては、人間のための街路がある都市的なこの環境にとても魅力を感じます。

 


上海の移動
上海では都市で生活するのがあまり負担になりません。バス地下鉄フェリーが2元-5元(40-100円)でどこまでも行けたりと日本と比べて破格に安いため、フラっとどこまでも出かけられます。歩道に白線がひいてある場所にバイクを路駐するの無料で、ご飯も300円でおいしく満足な店があるし、交通機関もかなり安いと都市で生きるのが気楽です。これは本当に素晴らしいことだと思います。


今日のフィールドワーク
本日のフィールドワークではiapmK11という繁華街に建つ大型ショッピングモールに行きました。ショッピングモールの構造は万国共通のように思えます。中国では比較的人工感丸出しのフェイク材を使っていたり、まぶしく光の陰影が少ないように感じます。恐らくそういうのを楽しんでいるのかもしれませんが、でももうちょっとリラックスできて、買い物しろ感をグイグイ押し出さない環境自体を作ってくれたらもっと長居したくなるのになぁと思いました。先日訪れたwaterhouseはそれと対極で廃墟のような朽ちた素材感がものすごく、良い意味でかなり衝撃を受けました。

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